「月々2万円からAmazonで物販を始められる」という広告を見て、ミギウデシステムに興味を持った方も多いと思います。でも同時に、本当に稼げるのか、始めた人はどうなったのか、不安になりますよね。私も最初にこのサービスを知ったとき、同じ気持ちでした。
それで実際に使った人の声を探してみました。公式サイトの成功事例だけでなく、批判的な意見も含めて、できるだけ多くの声を集めて読んでみたんです。そこで見えてきたのは、説明会で聞いた話と、契約後に起きたことの間にある、いくつかのズレでした。
確かめられたこともあれば、確かめても答えが見つからなかったこともありました。順番に見ていきますね。
実際に使った人の声から、まず確かめてみる
ミギウデシステムを使った人の声は、いくつかの場所に投稿されています。その中でも特に詳しい報告があったのが、副業被害報告サイト(fukugyo.blog)のコメント欄でした。このサイトは一部事業者からのキックバックがあると自ら記載しているので、完全な中立サイトではありません。でも、そこに投稿されているコメントは、サイト側が書いたものではなく、読者が書き込んだものです。
その中に、現在進行形でミギウデシステムを使っている方の投稿がありました。2026年7月13日に投稿されたもので、投稿者名は「まああね」さんです。長い投稿なので、特に重要な部分を引用します。
『私は現在進行形でミギウデシステムでビジネスを展開していますが、毎週、勉強会が開かれており、サポートはしてくれています。また、ミギウデシステムツールを使用すると効率的に商品出品が出来て、1ヶ月も続ければ、さばき切れないほどの受注を得る事ができました』
ここまで読むと、サポートもあるし、受注も取れるんだなと思いますよね。私も最初はそう読みました。でも、この投稿はここで終わらないんです。次に、こう続いています。
『しかし、無在庫物販は受注後に商品を準備するため、商品発送までに時間が掛かりすぎ受注の半分以上がキャンセルとなり、顧客とのトラブルが絶えませんでした。結論としては、受注がたくさん取れてもトラブルだらけで疲弊する、最悪、アカウント凍結になります』
受注は取れる。でも半分以上がキャンセルされる。そして顧客とのトラブルが絶えない。この方は最終的に、無在庫物販から在庫を持つ物販へ切り替えていっていると書いています。
この証言で確かめられたのは、ツールの出品効率とサポートの存在です。でも同時に、受注が取れることと、利益が出ることの間には、大きな隔たりがあることもわかりました。
設定段階で3ヶ月かかり、まだ始められていないという報告
もう一つ、2026年8月30日に投稿された「さや」さんのコメントも読みました。この方は2026年5月に契約した方です。
『パソコンが得意でなく、Amazon開設、ミキウデツールインストール、その他設定で3ヶ月かかっています。サポート通りに設定していますが、仕様変更があったとかでその通りできません。質問したら、まだ初心者なのに経験者と間違えられ、「確認されていますか?デイスコードをもらっているはずです!」と冷たい対応』
契約して3ヶ月経ったけれど、まだ出品を始められていないという状況です。そして説明会では『簡単に設定できる、80代の方でも簡単に設定し、利益を出している』と聞いたそうですが、実際にはそうではなかったと書かれています。
最後にこう書かれていました。
『やめたいのですが、違約金がかかるとか。お金がなくて、最後のなけなしをお金でこれにかけたのに悲しくてなりません』
設定段階で挫折してしまうケースがあること。そして中途解約には違約金が設定されていること。この2点も、確かめられた事実として記録しておきます。
前向きな声は、どこから来ているのか
ここまでは否定的な声を中心に見てきましたが、前向きな声もあります。ただ、その声がどこから来ているのかを確かめる必要があると思いました。
ミギウデシステムを推奨する体験記サイト(future-of-ai.net、ec-step.com)には、こんな声が掲載されています。
「30代・会社員」として紹介されている方は『副業として始めたのですが、3ヶ月目で売上が20万円を超えました。在庫を抱えなくていいので、精神的にもかなり楽です』と語っています。
「20代・フリーター」として紹介されている方は『開業前のサポートが手厚くて安心。AIが商品説明も作ってくれるので、初心者でも出品が簡単にできました』と語っています。
これらの体験談は、たしかに前向きです。でも気になったのは、これらの声の出所です。どちらもミギウデシステムを推奨する記事を複数掲載しているサイトで、運営者情報が不明か不完全なんです。
future-of-ai.netというサイトは、ミギウデシステムの説明会レポートや他社との比較記事を複数掲載していて、すべて「ミギウデシステムが最適」という結論になっています。営業担当者の実名を出して称賛する記事もあります。
ec-step.comというサイトは、記事タイトルが『【評判・口コミ調査】ミギウデシステムとは?』なのですが、口コミの出所(どこに投稿されたか)が示されていません。
fukugyo.blogには、元関係者を名乗る人物のコメントが複数投稿されています。その中の一つ、2026年4月に投稿されたものには、こう書かれていました。
『自社口コミサイトやブログ記事を捏造してグーグルに公開している→社長本人証言。目的は批判サイトのSEOを下げたいから。ネットに載っている良い口コミはほとんどが捏造です』
匿名の元関係者の証言なので、真偽を確かめることはできません。でも、PR記事に掲載されている体験談の出所を判断するときの材料にはなります。
批判サイトのコメント欄にあった肯定的な部分
一方で、批判的なサイトのコメント欄にも、部分的に肯定的な声はありました。先ほど引用した現役利用者の「まああね」さんの投稿です。
この方は『毎週、勉強会が開かれており、サポートはしてくれています』『ミギウデシステムツールを使用すると効率的に商品出品が出来て』と、サポートとツールの効率性を認めています。
これは批判サイトへの投稿であり、同じ投稿の中で深刻な問題も報告されているので、PR記事の体験談よりは信用できると私は読みました。サポートの存在と出品効率は、確かめられた事実として扱ってよいと思います。
ただし、それでも現実には稼げていないという点も、同時に確かめられています。
説明会で聞いた話と、契約後に起きたことの違い
説明会では何を聞いたのか、そして契約後に何が起きたのか。この2つの間にあるズレが、いくつかの投稿から見えてきました。
「簡単に設定できる」と聞いたが、実際には
先ほど引用した「さや」さんの投稿では、説明会で『簡単に設定できる、80代の方でも簡単に設定し、利益を出している』と聞いたそうです。でも実際には、Amazon開設、ツールのインストール、その他設定で3ヶ月かかり、まだ始められていません。
サポートの動画を何度も見て、期間もかけて頑張ったと書かれています。それでも設定が終わらない。仕様変更があってサポート通りにできない部分があったとも書かれていました。
説明会で聞いた「簡単」という言葉と、実際の3ヶ月という期間の間には、確かめるべきズレがあります。
「稼げる」と聞いたが、4ヶ月で売上ゼロという報告
fukugyo.blogの本文には、2026年1月に追記された読者の投稿が引用されています。
『まず稼げるからやりましょう。月100万稼げます。中には150万以上稼いでる人もいます。一緒に儲けましょうと言われて融資を受けることを薦められ収支計画書、事業計画書を作ってもらった際にもかなり稼げる内容がかかれており』
説明会ではこのように言われたそうです。でも実際には、こう続いています。
『契約書にサポート、問題解決、情報の共有、研修などありとか書いてありますがほぼ0で一切何もしてくれません。自分の場合4ヵ月で収入0という凄い実態です』
4ヶ月で売上ゼロ。そして契約書にはサポートの記載があるのに、実際にはほぼ何もしてくれなかったと書かれています。
この方は最後に『契約書の中に売れるというのは保証しないというやらしい内容の事も書かれているので多くの被害者の声が必要だと感じ被害者の会を立ち上げたい』と書いています。実際に、同日のコメント欄には「ドリームポニー被害者の会主催」を名乗る投稿者が、刑事告訴準備と集団訴訟の連名参加を呼びかけています。
営業の対応に関する声
契約しなかった説明会参加者の声もありました。2026年8月8日から9日にかけてコメント欄に投稿されたものです。
2日間のオンライン面談で営業部長を名乗る人物から『金が無いのに問い合わせしてきたやる気も無い人ですか』『ビビってるだけでしょ』『逃げたいだけだよね』と言われたそうです。
そして紹介されたのはAmazonでの無在庫転売で、この方は『Amazonの規約違反じゃないでしょうか』と疑問を呈しています。
契約に至らなかった人の営業体験として、記録しておきます。
無在庫物販とAmazonの規約、そして現実
ここで少し、無在庫物販の仕組みとAmazonの規約について確かめておきたいと思います。なぜなら、現役利用者の「受注の半分以上がキャンセル」という証言を読み解くには、この部分の理解が必要だからです。
Amazonの出荷前キャンセル率の基準と、半分キャンセルの意味
Amazonには「出荷前キャンセル率」という指標があります。これは、購入者が注文をキャンセルしたり、出品者が注文を履行できなかったりした割合を示すものです。
Amazonの目標値は2.5%未満です。これを超えるとアカウント停止のリスクがあります。
現役利用者の「まああね」さんは『受注の半分以上がキャンセル』と書いています。半分ということは、50%です。
Amazonの基準が2.5%未満で、実際には50%以上のキャンセルが発生している。この差は、非常に大きいです。
なぜこんなことが起きるのか。「まああね」さんはこう説明しています。
『無在庫物販は受注後に商品を準備するため、商品発送までに時間が掛かりすぎ受注の半分以上がキャンセルとなり、顧客とのトラブルが絶えませんでした』
受注してから商品を準備するので、発送までに時間がかかる。それでキャンセルが増える。この説明は、構造的な問題を示しています。
受注は取れる。でもその受注を履行できない。そしてキャンセル率が基準を大きく超える。この構造の中では、たとえ受注が増えても、利益につながらないんです。
無在庫転売とAmazonのポリシーの関係
Amazonのドロップシッピングポリシーでは、第三者が出品者に代わって購入者へ直接出荷することは、出品者が記録上の出品者であることが購入者に明確でない限り認められていません。仕入れ先から直送する無在庫転売は、規約との間に緊張点があります。
fukugyo.blogの2026年8月の別記事では、同じ会社のAmazon無在庫フランチャイズ加盟者が、この規約の問題でアカウントを2回停止された被害報告があるそうです。
また、Amazonの出品者アカウント開設には登記情報や本人確認書類の提出が必要で、カテゴリによっては知財証明書やブランド承認が必要です。広告では『AIがあなたをサポート』と書かれていますが、これらの手続きはAIがサポートできる範囲ではありません。
公式の説明とAmazonの基準の間に、確かめるべき緊張点があります。
確かめられたこと、確かめられなかったこと
ここまで見てきた情報を整理してみます。確かめられたことと、確かめられなかったことを分けて書きますね。
このサービスで確認できたこと
まず、確かめられたことです。
サポートは存在します。週2回の勉強会が開かれていて、現役利用者がそのことを認めています。ツールの出品効率も認められています。1ヶ月続ければ受注は取れる、とも書かれていました。
初期費用は、フランチャイズの窓口では通常50万円、PR記事では約70万円との記載があります。分割払いに対応していて、広告では月々2万円からとなっています。ただし、分割プランには別途頭金が必要との注記もありました。
中途解約には違約金が設定されていることも、利用者の投稿から確かめられました。
運営会社の株式会社DREAM PONYは2024年4月11日設立です。そして2024年8月時点の広告に「開業8ヶ月の加盟者の月営業利益72万円」という実績例が掲載されていました。設立4ヶ月の会社が開業8ヶ月の収益モデルを掲げている時系列について、fukugyo.blogは不自然だと指摘しています。設立前の事業の実績を含むことも考えられますが、公式の説明はありません。
今も確かめられていないこと
逆に、確かめられなかったこともあります。
なぜ受注の半分以上がキャンセルされるのか。これは構造的な問題なのか、それとも個別のケースなのか。公式の説明や反論は見つかりませんでした。
設定が簡単という説明会の説明と、3ヶ月かかったという実際の体験の間にあるズレについても、説明は見つかりませんでした。パソコンが得意でない人には難しいのか、それとも別の理由があるのか。わかりません。
4ヶ月で売上ゼロという報告がある一方で、3ヶ月で売上20万円という体験談もあります。この差はどこから来るのか。前向きな体験談の出所がPR記事である点を考慮すると、前向きな声の信頼性をどう評価すればいいのか、判断材料が足りません。
ミギウデシステムという名前が、2026年7月の公式ブランド一覧から消えています。代わりに「DPS(DREAM PONY SYSTEM)」が記載されていて、フランチャイズ比較サイトではURLが「migiudesystem_fc」のままページ内容がDPSに変わっています。改称されたのか、統合されたのか、公式の説明はありません。
これらは、今の時点では確かめられないことです。確かめられないものを確かめられたことにはできないので、正直にお伝えしておきます。
最後に、判断するのはあなた自身です
ここまで一緒に見てきた情報を、どう受け取るかはあなた次第です。私が代わりに判断することはできません。
受注は取れるけれど半分以上キャンセルされる。サポートはあるけれど設定に3ヶ月かかった人もいる。前向きな声はPR記事に載っていて、否定的な声は被害報告サイトに投稿されている。それぞれの出所の性質を考えながら、あなた自身の目で見てください。
説明会に参加する前に、または契約を決める前に、ここで確かめられなかったことを質問してみるのも一つの方法だと思います。中途解約の条件、キャンセル率の実態、設定にかかる平均的な期間、前向きな体験談を投稿した人の連絡先を教えてもらえるかどうか。聞いてみてもいいんじゃないでしょうか。
不安が残るなら、それは残るものとして扱ってください。無理に打ち消さなくていいと思います。決めるのは、あなた自身です。

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